Web版「都民計量のひろば」2021Festival of The Measurement Day

ライフラインと計量のコーナー

水道・ガス・電気メーターの検定の有効期間 子メーターについて

水道と計量 ガスと計量 電気と計量


わたしたちのくらしを支える水道、ガス、電気。
これらは市民生活の重要な基盤なので、ライフラインと呼ばれています。

これらを使用した場合には、わたしたちは使用量に応じて料金を支払っています。
使用量は、電気・ガス・水道の供給事業者が使用料金の算定の目的で各家庭に設置した水道メーター、ガスメーター、電気メーター(電力量計) で計量しています。

これらのメーターは、正確に計量する必要があるため、計量法により、検定に合格したものだけが使用料金の算定用として使用することができる仕組みが規定されています。

このコーナーでは、これらのライフラインと計量についてご紹介します。



水道・ガス・電気メーターの検定の有効期間


みなさんのご家庭で使用している水道・ガス・電気メーター。
これらのメーターが定期的に新しいものに交換されていることをご存知ですか?

水道・ガス・電気メーターは、水道・ガス・電気の使用料金を算定するために使われます。
計量法では、このように主に取引に使用される計量器を特定計量器と定めて規制しています。
特定計量器は、法定の基準を満たしていることを示す 検定証印又は基準適合証印(下図参照)が付されたもの以外は、取引に使用できません。

検定等に合格した正しい計量器でも、一定期間使用すると法定基準以下に性能が劣化してしまうものがあります。
水道・ガス・電気メーターもこれに該当します。
これらのメーターは各ご家庭のメーターボックス等に設置され、使用量も各家庭で極端には違いません。
そのため使用環境が一定で性能の劣化が一様な計量器なので、検定の有効期間が次のとおり定められています。

★ くらしに身近な「検定の有効期間がある計量器」の一例

水道メーター(8年)、ガスメーター(10年、7年)、電力量計(10年、7年、5年)、自動車等給油メーター(7年)、騒音計(5年)、振動レベル計(6年)、濃度計(2年、6年、8年)、自動はかり(2年、6年)

※ 機種により有効期間が異なります

 

検定等の有効期間を過ぎた計量器は、取引や証明の用途には使用できません。
そのため、有効期間内の検定証印等が付された新しい計量器に交換するか、 修理して新たに検定証印が付されたものを使用しなくてはなりません。


子メーターについて


戸建て住宅や多くの集合住宅などでは、直接電気・水道などの供給事業者と契約して、これらの事業者が所有管理するメーター(親メーター)を使用して使用料金を決定しています。これとは異なり、商業ビル・貸しビルやアパート・寮などの一部の集合住宅では、建物の管理者が設置したメーター(子メーター)で、入居者の光熱水費の使用量を計量して、光熱水費を徴収しています。これらの子メーターも当然検定に合格したものを使用しなくてはなりません。

これらの子メーターにも、計量法で検定有効期間がそれぞれ定められていますので、未検定品や有効期間の切れたものを料金精算に使用することはできません。建物の管理者はこのことに十分注意し、適正なメーターを使用しなくてはなりません。

子メーターについての詳細はこちらの東京都計量検定所ホームページをご覧ください。


水道と計量


東京の水道は、東京都水道局や市町村の水道部等が供給しています。
水道水の使用料金は、各家庭に設置されている水道メーターで使用量を計量して算定しています。
一般家庭の水道メーターの検定有効期間は8年なので、8年ごとにメーターが交換されます。

普段と同じ生活をしているのに、水道の使用量がいつもより増えたと感じた場合、調べてみると配管や蛇口からの漏水や勘違いで使い過ぎていたことが原因となっていた事例がみられます。配管からの漏水の場合には、家屋や地盤を痛めて事故につながる危険性もあります。そこで、漏水の発見や修繕のポイントをご紹介します。

1 漏水の発見・修繕

漏水は、始めのうちはわずかでも日ごとに量が多くなり、貴重な水が無駄になるばかりでなく、料金も高額になります。メーターの定期的な点検を心掛けましょう。

水道を使用していない状態で水道メーター上のパイロット(下図参照)が回転しているときは、メーターから蛇口までのどこかで漏水などが起こっていることを示しています。漏水箇所が不明な場合は、東京都水道局お客さまセンター(23区:03-5326-1101、多摩地区:042-548-5110)またはお住まいの自治体の水道所管部署へご連絡ください。

水玉ちゃんと水滴くん(東京都水道局キャラクター)

2 漏水の状態と予防方法

漏水の状態と予防方法

漏水防止の詳細は、東京都水道局ホームページ「東京の漏水防止」をご覧ください。


東京都の水道全般について詳しいことは、東京都水道局ホームページをご覧いただくか、お住まいの自治体の水道所管部署へお尋ねください。


ガスと計量


東京では、ガスはガス供給事業者からの都市ガスか販売事業者からのプロパンガスが使われています。
ガスの使用料金は、各家庭に設置されたガスメーターで使用量を計量して決定しています。

家庭用のガスメーターの検定の有効期間は10年なので、10年ごとにメーターを交換しています。

現在、ご家庭で使用されるガスメーターの主流は、マイコンメーターと呼ばれるメーターです。

マイコンメーター

都市ガスやプロパンガスは引火性が高く、災害時にガス漏れがあると非常に危険です。
そのためガスメーターには、計量器の機能以外に安全機能が付加され、マイコンメーターと呼ばれています。

ガスの流れや圧力等に異常が発生した場合や地震を感知した場合にガスを遮断する機能を持っています。


ガスメーターについて、詳しいことは日本ガスメーター工業会のホームページ、
またはご使用のガス供給事業者、販売事業者にご確認ください。


電気と計量:電気メーターの検定制度


皆さんは、各家庭にある電気メーターをご覧になったことはありますか?

電気メーターが正確でないと、安心して電気料金を支払うことができません。
日本電気計器検定所(JEMIC)は、計量法という法律に基づいて、電気メーターを検定している公正・中立な機関です。

電気料金は、電気メーターではかった使用量に基づいて支払っている方がほとんどだと思いますが、「こんなに使ったかな?」「間違ってない?」なんて思ったことはありませんか? 
基本的には、電気メーターではかった使用量が多ければ、支払う電気料金も多くなりますから、電気メーターが正しくはかれていることは、とても大切なことです。

電気メーターのほかにも、ガスメーターやタクシーメーター、お肉屋さんのはかりなど、支払う料金を決めるために使う計量器があります。このような取引や証明に使われる計量器は、「特定計量器」と呼ばれ、計量法という法律により、検定に合格しなければ使うことができないと定められています。
計量器の種類によって検定の有効期限や方法などは異なりますが、合格した「特定計量器」は、正しくはかることができることを確認していますので、安心して使うことができます。

家庭で使用される電気メーターは、最近まで中で円板が回転する機械式の構造が主流でした。
近年、電子式のスマートメーターへの切り替えが急速に進んでいます。
このスマートメーターには通信機能があるため、現地に行かなくても電気使用量を知ることができます。
30分ごとに電気の使用量を取得し、使用者と電力会社への情報提供ができます。
使用開始や停止の遠隔操作も可能になっています。
従来の機械式電気メーターからの切り替えが進んでおり、設置台数は急速に増えています。

では、電気メーターにおける検定についてもう少し詳しくご紹介いたします。

1 いつ検定をしているの?

各家庭に取り付けられる前に検定されています。
検定に合格していない電気メーターは、電気の取引に使うことはできません

※ 指定製造事業者が行う基準適合検査(自主検査)を含みます。

2 一度検定に合格したらずっと使っていいの?

検定有効期限が決められており、その期限を過ぎると使用することはできません。
一般家庭で使用されている電気メーターの検定有効期間は10年間です。
有効期限は、電気メーターの正面に貼られている検定ラベル(丸いシール)で確認することができます。

3 検定有効期限が過ぎたらどうすればいいの?

電気メーターは、電力会社(送配電事業者)が管理しているため、有効期限が過ぎる前に電力会社(送配電事業者)によって交換されます。

※ ビルやマンションなどで一括受電をしている場合を除きます。

4 検定に合格していることはどこで分かるの?

検定に合格した電気メーターには、写真のように検定証印と検定ラベルが付いています。検定証印は、メーターの中を開けることができないように封印キャップ上に記されています。

※ 指定製造事業者が行う基準適合検査(自主検査)を行った場合はデザインが異なります。

5 検定って何をしているの?

使った電気の量が正しくはかれているかという試験のほか、使ってないときは止まるのか、ほんのわずかな電気の流れでも動くのか、漏電の危険はないかなどについて試験しています。

6 正しくはかれているかは、どうやって調べているの?

電気メーターより精度の高い基準と比較して正しくはかれているかを調べています。
比較する基準はさらに高い基準と比較されており、さかのぼると、日本の最高位の基準である国家標準と比較しています。


私たちの生活に深く関わっている電気メーターは、このようにして各家庭に取り付けられています。
日本電気計器検定所(JEMIC)は、これからも皆様のくらしの安心と安全をお届けしてまいります。
電気メーターの検定について、更に詳しいことは日本電気計器検定所(JEMIC)のホームページをご覧ください。

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